お知らせ

2014.9.9

杜の都

先日、杜の都に行ってきました。そう、仙台です。

仙台といえば、やはり牛タン、笹かま、ずんだ、その他にも海鮮が有名ですよね。
大学は、あの有名な東北大学があります。
観光名所でいえば、何といっても日本三景の一つ、松島。
そして、忘れてはいけないのが、復興を目指す、石巻をはじめとした被災地です。

ということで、午後一の用事に間に合うよう、朝日も昇らぬ早朝に長野を出発し、
遠路はるばる仙台に向かいました。
そう、車で行ったんです。

ナビどおりに安全運転で向い、昼前頃には、無事、仙台市内に着きました。
近くで昼食を食べてから午後一の用事に、という作戦どおりの展開です。

さっそく、スマホでシャシャっと牛タン専門のお店を検索し(実はつい最近、
ようやくスマホにしたんです)、お昼から贅沢にも牛タン定食を完食しました。

焼肉が好きで、牛タンは日頃から良く食べてますが、一気にこの厚さとこの枚数
の牛タンは初めてでした(写真ではあまり迫力が伝わりませんが)。
地元の会社員や若い学生風の方も、ふらっと寄って食べている様子でしたので、
仙台の人たちにも人気なんですね。

昼食を食べ終えると、まだ少し時間があったので、次は、お店のすぐ近くの、
東北大学のキャンパスを見てきました。
さすが東北の有名国立大学だけあって、施設の規模も雰囲気もいい感じです。

キャンパス併設のオシャレな生協に立ち寄ったのですが、東北大学グッズが沢山
置いてあって、事務所でも使えそうなクリアファイルや、付箋をゲットしてきま
した。

その後、東北大学のこれまたすぐ近くにある裁判所も見学してきました。
職業柄、やはり各地の裁判所は見てみたいという好奇心があります。
裁判所は外面改修中でしたが、建物は長野の裁判所と比べるとかなり大きく、法廷も
かなりたくさんある様子でした。

その後、用事が済んだ後は、少し時間に余裕があったので隣区のアウトレットパーク
に立ち寄ってみました。
これまたオシャレな感じで、わが長野の軽井沢のアウトレットに優るとも劣らない感
じでした。

夜は、知る人ぞ知る地元の名店に連れて行っていただき、美味しい料理をご馳走にな
りましたが、朝はかなり早起だったうえ、夜には美味しいお酒をたくさんいただいた
ので、この日は、ホテルに戻るや翌朝まで快眠でした。

そして二日目。(今回の記事は長いですよ~。久しぶりですからね。)

朝食をしっかり食べ、松島へ。
仙台市内から高速を使うとそれほど遠くありません。

松島では、島々を見て回れる遊覧船に乗りました。

松島といえば、厳島神社、天橋立と並ぶ、日本三景の一つです。
遊覧船は1時間に2本出るのですが、かなりの観光客で、毎回乗客は満員の模様。
遊覧時間も50分間と、けっこうミッチリな遊覧です。

私を含め、乗客の皆さん、前半はガイドの音声に従い、船内の窓から右手・左手と首を
ふって島々を眺め、熱心に説明を聞いていましたが、やはり人間それほど集中力は持ち
ません。
後半は、けっこうな人がデッキに出て、島よりも、船を追いかけて群がるウミネコ(鳥)
に夢中でした。

と、50分間の島&鳥の観光を終え、その後は、すぐ近くの伊達正宗ゆかりの神社を見
学して、松島を後にしました。

そして、お昼。
一日目は牛タンだったので、次はやはり海鮮です。
松島の隣にある、塩竈という有名な港町で、新鮮な海産物をいただいてきました。
この時期、サンマが旬らしく、普段は焼魚として食べることの多いサンマを、おろした
ての刺身でいただきましたが、これがとっても美味しかったです。

そのほかにも、カキやホタテの刺身も絶品でした。
しおがま・みなと復興市場のみなさん、ごちそうさまです。

と、食べてばかりではありません。
今度は、復興の足跡を見に、石巻に行ってきました。
予め、仙台の方々に、見に行くならどこを見に行くのが良いでしょうか、と尋ねたとこ
ろ、多くの方が、観光地とあわせて、「被災地の様子は、是非見て欲しい」とおっしゃ
っていました。
日和山公園という、津波の際に周辺の住民の方々が上った小高い丘の上の公園に行き、
高台から海の方向を眺めると、以前は多くの建物があった場所が、かなりの広範囲に
わたって緑の草で覆われていました。
被災直後に比べれば、復旧、再建した建物も徐々に増えてきているものと思いますが、
高台に掲示されている被災前の写真に比べると、現在でもその差は一目瞭然で、津波
の壮絶さを直接目で確認することができました。
一日も早い復興を心より応援する次第です。

そうして石巻を見学した後、今度は、松島・仙台というこれまで経由してきた地区を戻
ったうえに通り越し、二日目の宿のある、温泉で有名な秋保に向かいました。
「アキホ」「アキホ」と呼んでいたら「アキホじゃなくてアキユ」と聞かされ、嗚呼な
るほど、温泉で有名なだけに「秋湯」的な感じなのか、と思いきや、最終的には、ナビ
で検索しようとした際に、ようやく、正しくは「アキウ」だと知りました。

こうして2日間の疲れを温泉で癒し、これまた地元の名産品を織り交ぜた美味しい夕食
をいただき、一同で旅を振り返りながら部屋の座敷でまったりとお酒を酌み交わし、
最後は、錦織選手の準決勝(VSジョコビッチ)が通常のテレビ局で放送されないことを知
って驚愕したうえで、ある意味、潔く眠りにつきました。

そして最終日、三日目。
(ここまで飽きずに読んでくれている方、ありがとうございます。)
この日は、午前中のうちには宿を出て、インターに向かう途中でお土産屋さんに立ち寄り、
牛タンや笹かま、ずんだもちなど、大量にお土産を買い込んで仙台を後にしました。

しかし、ここからも長いです。
何といっても片道6時間の車移動ですからね。
帰りは、磐越道コースを通って長野に戻りましたが、帰路途中でも、会津の磐梯山や、
上越の海といった雄大な景色を楽しむことができ、とっても充実した旅でした。

長野も好きですが、何というか、日本って、いいところがたくさんある国ですね。

そういえば、帰り道では、途中のサービスエリアで、日本、いや、地球の平和を守る
ヒーローにも遭遇しました。

と、盛りだくさんの良い旅でした。

皆さんもぜひ仙台へ!

(ようやく)おしまい。

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